節約のため、我が家ではシャワーを浴びないことにしました。もちろんですがお風呂も入りません。
海も大した鉱物資源もない小国ルワンダ、電気・ガス・水道どれも比較的高水準です。大体1ヶ月平均して電気代10000円、水道料金2500円くらい。調理用のガスはタンク1杯で5000円(3~4ヶ月はもちます)。中でも目立って高いのが電気代!我が家は防犯用に庭にも電灯が一晩中ついているので、確かにそこがかさむのはしょうがないんですが、それにしても高い。
というわけで何が原因かと調べたところ、問題はシャワーの湯沸かし器らしいことが発覚。電気でお湯を沸かして温水にするしくみのものを使っているので、かなり効率が悪いらしい。しかも、こまめに切れるスイッチがついていないので1日中つけっぱなしにすると、どんどん料金がかさんでいく。これは非常に困った。
そして思いついた解決策が、シャワー利用禁止令発令。
もちろんそれじゃあ不潔なので、毎日ジムに行ってシャワーを浴びる&ジャグジーにつかることにしました。これならどうしても絶対毎日ジムに行かないといけない→ジムにどうせ行くんだったら運動しないともったいない→運動不足解消!という素敵なサイクルが生まれるはず!?
…さぁこれいつまで続くか見ものです。
Friday, January 7, 2011
Thursday, January 6, 2011
ナノ予防注射に行く
去年の終わりに3ヶ月の誕生日を迎えたナノ。12週間目の予防注射一式をしに行ってきました。いまだにめったに吠えないし(死んだ鳥と空のペットボトルを庭で見つけた時には吠えてたけど)、基本的にすごくおとなしいナノ。ちくんとされても全然吠えも噛み付きもしなかった。よしよし。
「ペット」というコンセプト自体があまり存在しないルワンダ。犬を飼っているルワンダ人は見たことありません。道で犬を散歩しているのは外国人ばかり。普通ルワンダの人は、犬を見るとものすごく怖がって、大の大人でも文字通り飛んて逃げていく。多分、野犬しか見たことないんだろうね。ちなみに94年のジェノサイドの時に犬も大量に殺されたせいで、ルワンダには狂犬病はほとんど存在しないんだそう。獣医さんも、3年に1回くらいしかみないねぇと言っていた。
うちに来たときよりはひとまわり大きくなったけど、なんだかしっぽだけやけに伸びて変なプロポーションのナノ。名前を呼ぶとすぐ来るようになったのと、おすわりができるようになりました。次は南アフリカで買ってきた首輪とリードでお散歩に挑戦したいところです。
「ペット」というコンセプト自体があまり存在しないルワンダ。犬を飼っているルワンダ人は見たことありません。道で犬を散歩しているのは外国人ばかり。普通ルワンダの人は、犬を見るとものすごく怖がって、大の大人でも文字通り飛んて逃げていく。多分、野犬しか見たことないんだろうね。ちなみに94年のジェノサイドの時に犬も大量に殺されたせいで、ルワンダには狂犬病はほとんど存在しないんだそう。獣医さんも、3年に1回くらいしかみないねぇと言っていた。
うちに来たときよりはひとまわり大きくなったけど、なんだかしっぽだけやけに伸びて変なプロポーションのナノ。名前を呼ぶとすぐ来るようになったのと、おすわりができるようになりました。次は南アフリカで買ってきた首輪とリードでお散歩に挑戦したいところです。
Wednesday, January 5, 2011
車が壊れたら
ルワンダの人は写真撮られるのが嫌いらしい |
みんなすごい真剣なまなざし |
タイヤを交換しようと私達が悪戦苦闘している間に、誰かが走ってやり方を知っている人(自転車タクシーをしているお兄さんだった)を読んできてくれた。その間もじぃっとお兄さんの手元を見つめる子供達。技術ってこうやって学ぶのね…。タイヤ交換のために車を持ち上げるときも、我先に手伝おうと車によってたかる。みんなすごい真剣。
そういえば去年、キガリでタイヤが溝にはまったときも、どこからともなく人が大勢やってきて「えいや~」と車を持ち上げてはすぐに解散していった。これってすごいご近所お助け精神!日本だったらもう時代劇でしか見れない光景なんじゃなかろうか。いいところだわ、ルワンダ。
Tuesday, January 4, 2011
今年の抱負
今年の抱負はニックと相談した結果、
「健康な食生活をする」
に決まりました。じゃじゃーん。
とはいえ、何がいったい健康な食生活なんだっていうのがまず問題。ニックは何かの本で読んだらしく、「パスタやピザやパンみたいな加工食品をなるだけ食べない食生活」を提案。っていうかそれって自分で作れる食べ物全部ダメっていうことじゃないかぁ!!(注:ニックが作れる料理は本当にこれ3種類しかありません。おいしいけど。)と激怒した私に、彼は「じゃあ抱負は『もっと料理をする』にするよ」と。
私は別に料理が嫌いなわけじゃないけど、日本やアメリカみたいに冷凍食品や即席の食品や缶詰が便利に手に入るところじゃないので、すべて何もないところから作らないといけない。これって結構めんどくさい。例えばカレーが食べたいと思ったら、ルーなしでスパイスから本格的に作らないといけないし、コーンスープが飲みたいと思ったらとうもろこしをゆでるところから始めないといけない。忙しかったり、出かけていたりした時には特にめんどくさい。今までは料理は8割がた私がしていたのだけど、これが更に5:5とかになった日には万々歳!!…と思って喜んだのでした。
早速有言実行、まずは地元の大きな市場で新鮮な果物、野菜をたくさんゲット!でも買い物途中、衝撃の事実が。キャベツを見て「このレタスいいね」とか、さつまいもを指して「じゃがいもいるよね?」とか、パパイヤをとって「マンゴー食べたい」とか、衝撃の発言。そうか、分からないのか基本的な野菜というものが…。まぁでも私だってアーティチョークとかリークとかパースニップとか言われたら何していいか分からないし、きっとこれは食文化の違いなんだろうと無理やり納得して帰宅。
でも夕飯にキャベツの千切りを出したら、「なにこれ、キャベツが苦くないってどういうこと??」と言っていたから、これは本当に文化の違いなのか、はたまた単なる無知なのか、なんかちょっと気分はダーリンは外国人。(注:ニック曰く、キャベツといえば普通むらさきキャベツなんだそうな。それなら確かに苦いか…)これからニックが新たに何を作り出すのか、楽しみ。
「健康な食生活をする」
に決まりました。じゃじゃーん。
とはいえ、何がいったい健康な食生活なんだっていうのがまず問題。ニックは何かの本で読んだらしく、「パスタやピザやパンみたいな加工食品をなるだけ食べない食生活」を提案。っていうかそれって自分で作れる食べ物全部ダメっていうことじゃないかぁ!!(注:ニックが作れる料理は本当にこれ3種類しかありません。おいしいけど。)と激怒した私に、彼は「じゃあ抱負は『もっと料理をする』にするよ」と。
私は別に料理が嫌いなわけじゃないけど、日本やアメリカみたいに冷凍食品や即席の食品や缶詰が便利に手に入るところじゃないので、すべて何もないところから作らないといけない。これって結構めんどくさい。例えばカレーが食べたいと思ったら、ルーなしでスパイスから本格的に作らないといけないし、コーンスープが飲みたいと思ったらとうもろこしをゆでるところから始めないといけない。忙しかったり、出かけていたりした時には特にめんどくさい。今までは料理は8割がた私がしていたのだけど、これが更に5:5とかになった日には万々歳!!…と思って喜んだのでした。
早速有言実行、まずは地元の大きな市場で新鮮な果物、野菜をたくさんゲット!でも買い物途中、衝撃の事実が。キャベツを見て「このレタスいいね」とか、さつまいもを指して「じゃがいもいるよね?」とか、パパイヤをとって「マンゴー食べたい」とか、衝撃の発言。そうか、分からないのか基本的な野菜というものが…。まぁでも私だってアーティチョークとかリークとかパースニップとか言われたら何していいか分からないし、きっとこれは食文化の違いなんだろうと無理やり納得して帰宅。
でも夕飯にキャベツの千切りを出したら、「なにこれ、キャベツが苦くないってどういうこと??」と言っていたから、これは本当に文化の違いなのか、はたまた単なる無知なのか、なんかちょっと気分はダーリンは外国人。(注:ニック曰く、キャベツといえば普通むらさきキャベツなんだそうな。それなら確かに苦いか…)これからニックが新たに何を作り出すのか、楽しみ。
Monday, January 3, 2011
ルワンダのアボカド
アボカドって木になるの、知ってました?しかもすごく鈴なりに。ルワンダに来て初めて見た、アボカドの木→(写真はクリックすると拡大できます)
ひとつひとつこんなに重いのに、1本の木に1度に100個くらいなってるなんて、どれだけ強い木なんだろう。しかも実のひとつひとつがすごく栄養価高いわけなんだから、相当な養分すいとってるんだろうなぁこの木…
このアボカドの木、結構どこにでも生えています。友達のおうちの庭にも生えていて、ぼこぼこ落ちてくるらしい。日本やアメリカで一般的に売られているアボカド(ハース・アボカドという品種)とはちょっと違う品種で、まったりまろやか~というよりはもっとあっさりさっぱりしている。しかも輸出されてなくって国内消費用なので、形も大きさも不ぞろい。でも、あまりに大量になりすぎてルワンダ各地で大量に廃棄されているらしい。なんてもったいない!!
余ったアボカドをどうしようということでニックの会社がUSAID(米国国際開発庁)に提案しているのが、アボカド油の生産・販売。とうもろこしやひまわり、オリーブ油は日本でももう定番になっているけど、グレープシードオイルのように比較的最近市場に出回ったちょっとエキゾチックで高級感のある油もある。アボカドがとても健康に良いのは有名だから、油にしてもきっとヘルシーで人気がでるんじゃ?ということ。もちろん、野菜として国際市場に輸出する道もあるのだけど、先に言ったとおり形や大きさが不ぞろいだから品質が下がってしまうし、そもそも海がない国だから輸送量がかさんで競争力がないらしい。
もう1つ、アボカド油の生産・販売をおすすめする理由は、そもそもルワンダ産の食用油が売られてないということ。一番スーパーでよく見かける安い市販のとうもろこし油はみんなウガンダからの輸入品!油って塩と砂糖並に重要なのに、ほぼ全て輸入に頼っているのはびっくり!でも輸入といっても1Lで300円くらいだから値段は安い。きっと同じものを国内生産してもこの価格をきるのは難しいんだろうな。ということはやっぱりルワンダはアボカド油でいくっきゃない!大量生産できたら国内の値段も他の輸入油と対抗できるレベルに下がるだろうし。
でも最近、ベルギー系のスーパーでブルンジ産のアボカド油を発見!噂によると、とっても小さな1つの工場でちょっぴりづつ生産されて輸出されているらしい。でも値段は500mlくらいで1000円くらいしたから、試してみたかったけど断念…。ケープタウンの大型スーパーでも探してみたら、南アフリカ産のアボカド油をここでも発見!製造元もいくつかあって、オリーブオイルと変わらない値段で売られていた。やるなぁ南アフリカ。個人的にすごぉく試してみたい、アボカドオイル。巷でみかけたらご一報お待ちしております。
ひとつひとつこんなに重いのに、1本の木に1度に100個くらいなってるなんて、どれだけ強い木なんだろう。しかも実のひとつひとつがすごく栄養価高いわけなんだから、相当な養分すいとってるんだろうなぁこの木…
このアボカドの木、結構どこにでも生えています。友達のおうちの庭にも生えていて、ぼこぼこ落ちてくるらしい。日本やアメリカで一般的に売られているアボカド(ハース・アボカドという品種)とはちょっと違う品種で、まったりまろやか~というよりはもっとあっさりさっぱりしている。しかも輸出されてなくって国内消費用なので、形も大きさも不ぞろい。でも、あまりに大量になりすぎてルワンダ各地で大量に廃棄されているらしい。なんてもったいない!!
余ったアボカドをどうしようということでニックの会社がUSAID(米国国際開発庁)に提案しているのが、アボカド油の生産・販売。とうもろこしやひまわり、オリーブ油は日本でももう定番になっているけど、グレープシードオイルのように比較的最近市場に出回ったちょっとエキゾチックで高級感のある油もある。アボカドがとても健康に良いのは有名だから、油にしてもきっとヘルシーで人気がでるんじゃ?ということ。もちろん、野菜として国際市場に輸出する道もあるのだけど、先に言ったとおり形や大きさが不ぞろいだから品質が下がってしまうし、そもそも海がない国だから輸送量がかさんで競争力がないらしい。
もう1つ、アボカド油の生産・販売をおすすめする理由は、そもそもルワンダ産の食用油が売られてないということ。一番スーパーでよく見かける安い市販のとうもろこし油はみんなウガンダからの輸入品!油って塩と砂糖並に重要なのに、ほぼ全て輸入に頼っているのはびっくり!でも輸入といっても1Lで300円くらいだから値段は安い。きっと同じものを国内生産してもこの価格をきるのは難しいんだろうな。ということはやっぱりルワンダはアボカド油でいくっきゃない!大量生産できたら国内の値段も他の輸入油と対抗できるレベルに下がるだろうし。
収穫してからしばらく待って黒く変色したら食べごろ |
Sunday, January 2, 2011
ケープタウン
ケープタウンのカラフルな古い町並み |
ルワンダ航空でまずキガリから南アフリカ最大の都市、ヨハネスバーグへ飛ぶこと4時間。国内線に乗り換えて約2時間で新品ピカピカのケープタウン国際空港に到着。ケープタウンは山もあり、海もあり、国立公園もユネスコ文化遺産もアフリカ最大のショッピングモールもある、観光地としては魅力に欠かない都市。南半球で日本とは季節が逆だから、12月はちょうど真夏。強い風のせいで、気温は20度後半だけどとってもすごしやすい気候でした。そんなわけでどこも観光客でいっぱい。
私達が回ったのも基本の観光コース。大航海時代の難所だった喜望峰、野生のケープペンギンが生息するボウルダー・ビーチ、南アフリカワインの名所であるワイン工場&ブドウ畑、更には2泊3日でテーブルマウンテン国立公園(テーブルのような形をしたてっぺんが平らな山脈)をハイキングしてきました。
元東インド会社の庭園、背景はテーブルマウンテン |
これほど全部そろった観光地は世界にもそうないんじゃないかと思うけれど、一方でワールドカップの時にも話題になったように、治安はあまり良くない(キガリの方が絶対安全)。空港から街に向かうタクシーからみえる景色も、横浜みなとみらいみたいな港の観覧車とお台場のようなネオン輝くショッピングモールを背景に、郊外に連なるトタン屋根のスラム街。高速道路を走るヨーロッパ輸入の高級車の脇で寝そべるホームレス。同じ地域の中でこれほど貧富の差が激しいならそりゃ治安も悪くなるだろうなぁ…。
野生のペンギンが暮らすビーチ |
Saturday, January 1, 2011
あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。一番書くのが好きなウサギ年に年賀状を出せないのが悔しいところですが、とにかく去年はいろいろと激動の年だったので新年を無事迎えられただけでうれしいです(笑)
そういえば去年の目標は確か
1.もっと読書をする
2.もっとヨガをする
でしたが、今年は
1.自分の誕生日を盛大に祝う
にしようかと思います。多分この先しばらくないぞろ目ですのでみなさまご協力お願いいたします。というのは冗談で、まだ去年より高尚な新年の目標が思いつかないので、もうしばらく考えます。思いついたら余ってる赤ペンキで書初めでもしようかな。
さてさて、ルワンダで初めて迎えるお正月は、お茶工場を経営する友達のおうちで迎えることに。キガリから車で丘を越え谷を越え1時間半、広大なお茶畑の広がる丘のてっぺんにある工場近くの、まるでジブリ映画にでてくるようなツタの茂るかわいいおうちでお泊り。既に新年を迎えた香港やシドニーの映像なんかをテレビで見ながら、シャンパンをあけてお祝いでした(←もちろん私は小さじ3くらいしか飲んでいませんが)
こんな私ですが今年もよろしくお願いします。
そういえば去年の目標は確か
1.もっと読書をする
2.もっとヨガをする
でしたが、今年は
1.自分の誕生日を盛大に祝う
にしようかと思います。多分この先しばらくないぞろ目ですのでみなさまご協力お願いいたします。というのは冗談で、まだ去年より高尚な新年の目標が思いつかないので、もうしばらく考えます。思いついたら余ってる赤ペンキで書初めでもしようかな。
さてさて、ルワンダで初めて迎えるお正月は、お茶工場を経営する友達のおうちで迎えることに。キガリから車で丘を越え谷を越え1時間半、広大なお茶畑の広がる丘のてっぺんにある工場近くの、まるでジブリ映画にでてくるようなツタの茂るかわいいおうちでお泊り。既に新年を迎えた香港やシドニーの映像なんかをテレビで見ながら、シャンパンをあけてお祝いでした(←もちろん私は小さじ3くらいしか飲んでいませんが)
こんな私ですが今年もよろしくお願いします。
眼下に広がるお茶プランテーション |
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