Saturday, October 23, 2010

キガリの住宅事情

門をくぐると、こんなかんじ
今日は住んでいるおうちの紹介です。このおうちはニックの会社が借りている「社宅」的な住宅のうちのひとつで、先月までは会社の同僚が住んでいたところです。キガリの市街地の程近く、大統領邸から歩いて5分もしない中心地にあって、車を持っていない(ていうかそもそも運転ができない)私にはとっても便利。そういえば一軒家に住むのって人生で初めてだなぁ…

丘の斜面にたっているので、門を入るとちょっと上り坂。短い階段を上がると入り口があって、そこが私の住んでいる2階です。キッチン、リビング兼ダイニングに寝室が2つ、書斎、バストイレが2つ、と列挙するとかなり大きい家のように聞こえるけれど、これでもキガリの貸家の中では小さいほうなんだとか。もちろん、ほとんどの家族が大家族なことを考えたらこれじゃあ足らないのかも?でも2人暮らしにはちょっと広すぎるくらいのスペース。

この間会った同級生たちも貸家を探しているのだけれど、これがなかなか難しいらしい。一軒家はどこも広すぎるし、家賃があまりに高いと愚痴をこぼしていた。ちゃんとした庭付き一戸建て(というか一軒家はみんな庭がついてくる)で20万円前後だから、Expatとして欧米並みの高い給料をもらっているか、大勢でルームシェアしないとなかなか払っていけない額。NGOでインターンしている…なんていう若者はいったいどうしているんだろう。ルワンダはアフリカで一番人口密度が高い国とは聞いていたけど、意外にアパートというものがあまり存在しない。あっても、家賃は20万以上は必須で住めるのはまさにExpatのみという感じの高級アパートになってしまうらしい。

バルコニーからはアメリカ大使館のある丘がみえます
このおうちの一番の素敵なところはなんといっても庭!丘の斜面に立っているから、住居空間になっている2階にはちょっとしたバルコニーがついていて、庭を見下ろせるようになっている。緑の芝生がきれいにととのっていて、赤い花をつけた生垣が道路との塀になっていて、ちょうど歩いている人から家が見えないようになっている。そして生垣の向こうには丘が見えて、夜景もきれい!インターネットの接続が一番いいのがこのバルコニーだから、よくここでパソコンをパチパチしているのだけど、赤青黄色のハチドリやらカナリヤやらがひっきりなしに飛んできては生垣で遊んでいくし、ふと木を見上げると巨大な鷲みたいのが3匹もとまっているし、本当に飽きない。芝生の真ん中に鳥用のプール台を作ったら楽しいんじゃないかともくろみ中。むふふ。



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