Saturday, October 30, 2010

絞りたて牛乳

丘1つ越えると、緑とっても豊か
今日は家から車で20分くらいいった郊外にある牧場をたずねて、絞りたて牛乳をゲットしてきました。牛乳はルワンダの生活の中心なんだそうで、想像するにはおそらく日本人にとってのお米みたいなもんなんでしょうね、ここらの人は飲めばどこの牧場の牛乳かすぐにわかるんだそうです。そして、毎日たくさん牛乳を飲むんだそうです。

私はいつもスーパーで売っている箱入りの殺菌済み牛乳を買って飲んでいたんだけど、こんなことをするのは外国人だけであって、ここらの人はみんなビンをもって牛乳直売センターに通って新鮮な生乳を買ってきて家で沸騰させて飲むらしい。今日行ってきたのはそんな直売センターに生乳を供給している牧場。

キガリからちょっとしか運転していないのに、ひとつ丘を越えると緑豊かな風景が広がるのがここのいいところ。牧場も丘をひとつこえた広大な土地にありました。連れて行ってくれたのは、USAIDで乳業セクター開発の担当をしているアメリカ人のおじさんロジャー。自分もアメリカでチーズ工場を運営していたことのあるベテランで、キガリの農場は知り尽くしているそう。毎週生乳を買いに行っては、家で飲んだりヨーグルトにしたりしているんだとか。私たちの運転するトヨタの普通車ではおそらく行けないでこぼこのいなか道を、ロジャーさんのトラックに揺られて牧場に到着。

100頭くらいいたかしら、牛さん
想像していたよりも意外ときちんと整備されて掃除も完璧な牛舎を見学。ルワンダ第2位の大金持ちが経営する牧場とあって、牛たくさんいました。毎日2回、朝と午後に乳搾りされるんだそうで、今日はその午後のタイミングにあわせて行ってきました。案の定、牛舎から絞り器のある小屋まで牛さん一同が誘導されている現場を目撃。小屋の中に入って、持ってきていた入れ物に絞りたての生暖かい牛乳を入れてもらいました。

入れてもらっている横では牛さんがリアルに絞られていました…確か中学生の時の移動教室で野辺山高原に行って乳搾り体験をしたけれど、まさか何百匹の牛を手で絞ってるわけはなくって、あたりまえだけど全部機械化されていました。しぼられている間も、草をはみはみしながらおとなしくしています。こんなの見たことないのでうきうきしている私を珍しく思ったようで、工場のお兄さんも牛もなんかちょっとうれしそう。

家に帰って早速牛乳を鍋に入れて沸かします。さすがに沸騰消毒しないと飲めないもんね。肝心のお味は、やっぱり箱入り牛乳とは全然違ってとってもクリーミー!脂肪分が多いから当たり前らしいんだけど、甘くて自然の香りがするとってもおいしい牛乳でした。明日はカフェオレにして飲んでみよう。楽しみ~~
こうやって絞るんだって
とりたて新鮮牛乳!!




2 comments:

  1. 贅沢やな。カフェオレなんて最高やろ!
    牛乳アレルギーの子どもがいるので、牛乳を買わなくなってかれこれ1年以上。。。
    久々に飲みたくなった。

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  2. ええええ牛乳アレルギーなの?うおー
    魚もナスも牛乳もアウトなんて、どういう食生活を営めばいいの泣

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