Tuesday, May 31, 2011

乾季に入りました

東京が梅雨入りしたころに、キガリもようやく乾季に入りました。暑くても、入道雲もくもくしても、雨は降りません。気分は一足先に夏です☆

雨が降らなくなったと思ったら、とたんにうちの鳥用露天風呂が大盛況。今日は、バサっという音がしたから何かと思って見に行ったら、なんと巨大なとんびがお風呂に留まって水飲んでいるのでした。

かわいい小鳥専門なんだけどな…

Friday, May 27, 2011

ルワンダ人のふとした疑問・その2

ある日の会計担当の同年代の女性、グレースとの会話。

グレース:「あなたはクリスチャン?」
私:「ううん違うよ」
グレース:「それはいけないね」
私:「そうかなぁ」
グレース:「教会にもいかないの?」
私:「行かないねぇ」
グレース:「私は毎週ちゃんと教会に行っているから、じゃあこれからはユウコのためにも私がお祈りしてあげるよ」
私:「それは助かるわ、ありがとう」

よくオフィスでもクリスチャンロック(キリストを賞賛する内容のポップな音楽)を聞いている彼女。別に彼女が突出して敬虔なクリスチャンというわけじゃなく、これはルワンダではかなり普通。お昼ごはんの前には必ずお祈りするし、営業に行く前にもお祈りするし、そういえばうちの庭師さんはいつも聖書読んでいるし、みんなとっても真面目なクリスチャンなのです。

でも別に私がお祈りしなくても教会にいかなくても、決して何も悪いことは言われません。あらかわいそうね、と思われるのが普通のようです。

Wednesday, May 25, 2011

Tuesday, May 24, 2011

もうすぐ妊娠7ヶ月

18週目の超音波写真
今日で妊娠22週目が終わって23週目に入ります。つまりは妊娠6ヶ月目の最後の1週間を迎えるということです。とはいえ、妊娠初期から引き続きほぼ全く日常生活に変化・支障がないので、なんだか自分自身でも妊娠してるという自覚が未だほとんどないのが実情です。確実なのは、だんだん下腹がでてきて、着られるスカートの数が毎週1つずつ減っていることくらい?でもいつものジーンズも水着もまだしつこく着ているし、体重もまともに信用できる体重計が周りにないので、増えてるんだかなんだかよくわかりません。でもさすがに7ヶ月に入ったらワンピースに移行になるのかなぁ。なかなか想像できないけど。

ちなみにベビーの今のサイズはおよそ600グラムだそうで、メロン大だとか。このメロン、たまにチアリーディングでもしているかのようにぼこぼこ動きます。仕事でまじめな商談をしていようが、おいしいステーキを食べていようが、寝ていようが、ところかまわずいきなりチアリーダーするのでちょっと笑えます。要は元気だということだから、いいのだけどね。

来週は7ヶ月に入るので病院で検診があります。ちなみに私が通っているのはルワンダで一番大きな総合病院なのですが、ここでの検診というのは体重・血圧・超音波の3種類のみ。血液検査や尿検査と言うのは一切ありません。ま、別に異常ないのだからいいんだと思うのだけど。ちなみに、妊娠7ヶ月というのは日本の数え方で、海外(アメリカ?)では24週目からは「妊娠6ヶ月目」という数え方をするようです。なんてややこしい。でも週数は万国共通なので、人に聞かれたら週数で答えることにしています。このくらい統一してくれればいいのに。

Monday, May 23, 2011

日本一時帰国:7月17日~10月31日

友達にもらったアフリカンなよだれかけとベビー靴
この夏の日本一時帰国の予定が決まりました。7月17日(日)から10月31日(月)までの3ヶ月ちょい滞在する予定です。区役所でいろいろ手続きとか通院とかすんだら、あとは出産までひましているはずなので、ぜひ遊んでください。

ちなみに予定日は、ルワンダのお医者さんのカレンダー通りの判定によると、9月21日ということなんですが、ニックの誕生日が9月9日なので、ぜひとも同じ9月9日に生まれていただきたいと思っています。だってほら、同じ週に2回も誕生日ケーキ食べるとかかわいそうだし、それにニックは今年30歳の記念すべき誕生日なので豪華にお祝いした方がいいでしょ。だからみなさんそのへんの神社・寺・教会・パワースポットにでもお立ち寄りの際はご協力お願いいたしたく(笑)

ちなみに帰国の飛行機、
ルワンダ(金曜午後4時発)→(降りないけどウガンダ経由)→エチオピア→(降りないけどタイ経由&給油)→香港→成田(日曜早朝6時着)
という計32時間の長旅になります。飛行時間は大したことないのだけど、乗り換え地で6時間待ちとかなのでこんな長旅に。帰りはうれしいことに羽田から同じ経由地を通って帰ります。気になるお値段は2000ドル程度なので、いつかルワンダに遊びに行きたいと思っているそこのあなたは今日から貯金をお願いします…。

Sunday, May 22, 2011

長引く雨季

アフリカに住んでいるというと「暑さに負けずにがんばってください」とよく言われますが、とんでもない。ルワンダは標高が高いので一年中高原の夏のようなさわやか気候です。がんばるべきはむしろ東京の人です。

ルワンダの季節は常春。交互に2回ずつある雨季と乾季の変わり目で時の流れを感じるくらいでしょうか。今は雨季の終わり。のはずなのに、なかなか終わらない。今週末も朝から雨ふっています。そして雨がふるとむしろ寒い!うちの夜間ガードさんなんてジャケットにマフラーに長靴に帽子をかぶって防寒しているくらい。よっぽど天気の良い日じゃないと、雨季のプールは冷たすぎて泳げないし。花や野菜が育つからいいのだけど、週末くらい晴れてほしいな。

晴れたら庭でナノとピクニック。
ちなみに右手奥に赤くみえるのはポインセチアの木。

Saturday, May 21, 2011

お茶・コーヒーは東アフリカ経済の肝?

先週お茶畑にいて思ったこと。お茶やコーヒーが国の主要輸出品目になっている国って、途上国にどれだけあるのだろう。

大学院の同級生の中でも、卒業後自分の国に帰ってコーヒー組合の運営に携わる南米コロンビア人がそういえばいた。やっぱり国の主要輸出品になっている産業やものは、その収益が高ければそれだけ国の経済に直結するわけだから、きっとかなり重要なポストだったんだろうなぁとぼんやり思う。それにお茶・コーヒーは途上国人口の多くが携わる第1次産業なわけで、そこで価格や生産性が上がったり下がったりすれば、かなり多くの家計(しかも最貧層)が直に影響をうけるはず。たかが飲み物のお茶・コーヒー…と思っても、実はよく考えたらマクロな国の経済発展にも、ミクロな家計の貧困削減にもかなり密接に関わっている。そりゃあきっと大事な仕事を任されたんだ彼は。

気になるから早速調べてみました(米国国務省HPより)、お茶・コーヒーが国の輸出品トップ3に入ってる途上国。そりゃもちろんアジアで調べたら、インド(だってダージリンティーとか有名)もスリランカ(セイロンティーも知ってるでしょ)もインドネシア(スマトラ産コーヒーならスタバでいつでも飲める)でもひっかかってくるだろうと思ったので、アジアは除外。

そしたらちょっと意外な結果。お茶・コーヒーが主要輸出品トップ3に入っている国は、アフリカで10カ国、南米ではコロンビア1国しかないようでした。案外少なくてびっくり!でもアフリカの茶・コーヒー産出国を並べてよぉぉく見ると、共通点が1つ。ほとんどみんな東アフリカの国だということ。例外は、カカオ豆で有名な西アフリカのコートジボアールとトーゴ(どちらもコーヒー輸出国)。残り8カ国はみんな、アフリカの右下半分にある。

もちろん、東アフリカの国でもモザンビークやジンバブエのように鉱物資源が取れる国はそれが主要輸出品になっていて、茶・コーヒーはランキングに入らないのだけど、それでも東アフリカの大多数がお茶・コーヒー輸出国だったというのはちょっと驚きの事実。




日本ではまだエチオピアのコーヒーくらいしか知られていないけど、これがもっと知られるようになって、日本にも大量に出荷されるようにでもなったら、東アフリカのマクロ経済や多くの低所得家庭にもかなり影響あるんじゃないかしら?

Friday, May 20, 2011

ルワンダ人のふとした疑問

こういうトヨタに乗っているのは大抵偉い人
ルワンダには舗装されていないでこぼこ道が多いので、車はやはりRAV4などの大きな車が好まれます。中でも一番人気はやはりトヨタ。丈夫だし、長持ちするし、スペアパーツは簡単に見つかるし、修理工も沢山いるからです。数十年前に日本を走っていたらしい中古のトヨタはバスからトラック、乗用車まで沢山ルワンダの町を走っています。

てなわけだから、ルワンダ人にとって「日本」といえばまず浮かぶのが「トヨタ」。なので、私が運転の仕方を知らないというと普通のルワンダ人はぎょっとします。「どうしてだ、トヨタの国なんだから1人1台くらいトヨタに乗っているんじゃないのか。」うちでは両親も運転できないから自家用車なんて持ったためしがないというと更に苦悩の表情。「どうしてなんだ、日本で作っているんだから安いんじゃないのか」

いや、地下鉄とか電車とかに乗るから別に必要ないんだよ、駐車場みつけるの大変だし、そもそも日本は道が狭いからルワンダにあるトヨタのような大きい車は東京ではあんまりみないんだよ、というと「そうなのか…アフリカじゃ成功してトヨタの大きな車を乗り回すのが一番のステータスだから、きっと未来永劫地下鉄はできないね。」…うむそうかなるほど?

成功したら乗り回すのはポルシェやベンツのカラフルなスポーツカーじゃなくって、トヨタの4駆だというところにちょっと哀愁を感じるのでした(笑)

Wednesday, May 18, 2011

ルワンダビジネス事情④

掲載されました。ぜひアクセスお願いします↓

http://jp.devex.com/news/rwanda4.html

おとなの社会科見学

いちめん茶畑
先週は、実家は茶畑という生まれも育ちもルワンダのスリランカ人のお友達と一緒に、実家(=だから茶畑)に遊びに行ってきました。コーヒー、鉱物資源に並んでルワンダの主要輸出品の1つであるお茶。標高が高く気候が良いので質が高いらしく、生産されたもののほとんどが主にイギリスなどに輸出されています。で、そのうちのルワンダ最大シェアを誇るお茶メーカーで工場長をしているのが、彼女のお父さんというわけ。

94年のジェノサイドの前からやっている老舗のお茶工場で、内戦の混乱後の物資がないときには、中古のSLエンジンを2台買ってきて、お茶を煎るヒーターにして使っていたそう。今では設備もしっかり整って、(経営者いわく)ルワンダ1の品質を生産しているんだとか。
細かく砕かれて粉状になった茶葉

工場は茶畑の広がる丘のてっぺんにあって、これまた眺めが素晴らしい。360度緑鮮やかなお茶お茶お茶☆ このお茶工場は直接管理している茶畑のほかに、地元の農協とも提携しているので、近辺で個人的に茶畑を経営する農家組合からもお茶の葉を入荷しているんです。てなわけでお茶工場のまわりはびっしり茶畑~。

実はこの茶畑に来るのは私は2度目なのだけど、前回は元旦にきたものだから工場はお休み中。今回は日曜日なのにも関わらず朝8時から工場が稼動していたので、念願の工場見学ができたのでした。社会科見学大好きだから、早起きして、しっかり青い白衣と帽子とマスクを借りてうきうき。

茶葉を乾燥させる機械や砕く機械、じっくり熱で煎る機械、完成したお茶を粒の細かさによってより分ける機械などの間を、説明してくれるおじさんの後についててくてく。ほぼ全工程機械化されていて、想像していたほど手作業は必要ないようでした。
お茶の葉が紅茶になるまで

一通り説明を聞いた後、もちろん最後には「カッピング」と呼ばれるお楽しみの試飲会~!飲んでも良いのだけど、プロはワインのように空気と一緒に吸い込んで、口の中でくちゅくちゅして味わって吐き出します。でも朝だったし、カフェイン飲みたかったし、お茶好きだから私は全部のんでしまった(笑)

紅茶と緑茶の両方を生産しているこの会社。それぞれ、日本の緑茶のような茎っぽいものから、顆粒状、粉状まで、いろいろな茶葉の状態が試飲できたのだけど、どれも色も味も大分違ってびっくり。粒が大きいほど味も色もうすくなるみたい。さらさらの粉状のものは苦いくらい濃かった。でも香りもすごく良くて、どれもまろやか♪

「カッピング」という試飲セット
でも残念なことにこのルワンダ産のお茶、小売されているのはルワンダ国内のみ。海外に出荷されている分は、他の国から来る質の低い安いお茶やフルーツの香料などとまぜられて、大手飲料メーカー(リプトンとか)のティーバッグに加工されます。だから日本でも、知らないうちにルワンダ産のお茶が入った紅茶を飲んでいるかも???

純ルワンダ産のおいしい紅茶・緑茶が是非飲みたいと言う方は私までご一報を。










Saturday, May 14, 2011

なす咲いた

なんだか最近食べ物の話ばかりしているのはなぜだろう…

うちのなすの花が咲きました。うすむらさきでかわいい☆ 今咲いているのはちょっとだけだけど、つぼみもずいぶんついているからこれからが楽しみ。あと今我が家でがんばっているのは、プランターのパクチー(コリアンダー)と、プランターから畑に最近移住したバジル、とってもおいしいルッコラと、後は引き続きなかなか消費できないうえにしつこく枯れないサラダレタス、ねぎ(いやリークだっけ)、前回間引いたものを庭師さんがこっそり移し変えて生やしていたにんじん。

トマトは残念ながらうどんこ病(?)にかかり、ほうれんそうは花が咲いて腰の高さにのびきっています…。気候が1年中春だからなのか、生えるのも伸びるのもはやいルワンダ。次は何植えようかな~~

お花の方は、コスモスとマリーゴールドが絶好調を過ぎたので、種を収穫して別のところに植えてもらいました。あとは百日草がまだ文字通り100日咲いているのと、ゆりとガーベラとブーゲンビリアは常に好きなときに好きなだけ咲いています…

Wednesday, May 11, 2011

連載第3弾:ルワンダの注目IT企業トップ10?

毎度のお知らせですが(だって連載だから…)デベックスのコラムの3本目が掲載されました。今回は、いまちょうど編集中の記事の苦労話と、知られざるルワンダの地元ITベンチャー企業の話。どうぞアクセス宜しくお願いします↓

記事はこちらからどうぞ。

Tuesday, May 10, 2011

お料理教室

魚フライパン焼きに挑戦
先週のキムチに引き続き、なぜか先週末も料理をしにお友達の家へ。今回の先生はタイ出身の料理の達人。大きな国際NGOに勤める旦那さんについて世界各国をまわっていて、パキスタン在住のときはタイ料理店を経営していたんだとか。家の庭一面にバジルやらパクチーやら唐辛子やら、タイ料理にはかかせないアジアンな野菜を育てているから、材料がないからこの料理ができないなんてことは彼女にはないんだとか。

このお料理教室、とある国際NGOのルワンダ代表をしているイギリス人の友達のお誘いで開催。仕事柄、彼女は家でおもてなしパーティーをすることが多いので、簡単にできて万人うけする料理を学びたいんだそう。私は単にタイ料理が好きだという安易な理由から、参加(笑)

今回作ったのは白身魚(ティラピア)のガーリックソース、野菜とカシューナッツの炒め物、カリカリ目玉焼きとパクチーのレモンサラダ。作ってみたら案外ものすごく簡単で、すぐできてしまってびっくり。和食みたいに煮込んだりしなくて、全部強火の炒め物だから早いのね。でもとにかくすんごくおいしかった。大満足~☆

Monday, May 9, 2011

母の日おめでとう

「母の日おめでとう」というメールをわざわざ義理のお姉さんからもらって、どうしてだろうと思っていたら、そうか私が母になるから母の日おめでとうと言われたのかと、大分たってから(今日)気づいた…(笑)

うーん母の日かぁ…

関係ないけど癒し系写真:ナノいつものスポットで昼寝中。床が冷たくて気持ちいいのかしら。

Saturday, May 7, 2011

まずいランチとは

毎日食べ放題の食堂。映像ジャーナリストの英国人と
会社で無料支給されるランチがまずいとどこかに書きましたが、今日はそれがどんなものか大公開!!

メニューは週5日毎日全くもって同じ。ごはん、バナナ(又はキャッサバ)の揚げたの、フライドポテト、豆の煮たの、キャッサバの葉っぱ(ほうれん草みたいなもの)の煮たの、キャベツの千切り。これに最後に、カバでも噛み切れなさそうなくらい硬い牛肉の切れ端が入った水っぽいトマトスープを上からだぁーっとかけて、終了。あ、あと最後にコーラかファンタが1瓶ついてくる。

この他に思いつく炭水化物があったら教えて欲しい
最後のトマトスープ以外に味はたいしてついていないので、別に食べられないほどまずいっていうことは決してないのだけど、毎日この炭水化物オンパレードにはげんなり。こんなの毎日食べていたら、太るのか逆に痩せるのか、今後を乞うご期待?!

ランチのもう1つの問題は、食べ物にありつける時間が15分くらいしかないということ。私の会社のある建物の敷地内には、直訳すると「一家に一頭牛を」という名前のNGOと、プロテスタント系キリスト教のルワンダ代表事務所があるので、そのスタッフや警備員さんなどは全て同じ食堂でランチを食べます。でもこの人たち、食堂の開く12時きっかりに現れて、お皿にこれでもかというくらいにこんもり山盛りに盛って(自分で好きなだけ盛れるビュッフェスタイルなので)、ぺろっとたいらげるんです。だから、なんとかしてこの人たちより先に食堂に到着しないと、食べ物がぜんっぜん残っていないというわけ。

慈善団体と宗教団体なんだから、後の人の空腹とかもうちょっと考えてよそってくれないかなぁ…

Friday, May 6, 2011

連載第2弾:途上国のビジネスパーソンはつらいよ

デベックスの連載「ルワンダビジネス事情」(本当はルワンダ新妻ラブラブ便りというタイトルも考えていたんですが、ふざけすぎということで却下されました)の第2弾が掲載されました。どうぞおひまなときにでものぞいて見てください。

http://jp.devex.com/news/rwanda2.html

Wednesday, May 4, 2011

9月に出産を予定しています

花束いただいてしまいました、ありがとう
こんなところで発表していいことだか分かりませんが、今日で私は妊娠6ヶ月目に入りました。ルワンダの地元のお医者さんがかなり適当に算出した予定日は9月21日なので、お楽しみに。18週目の超音波検査によると、性別は女の子ということですが、こちらもルワンダの地元の病院の言うことなので、半信半疑といったところです(機械はドイツ製みたいでしたが)。

就職活動をしていたことや、アメリカの級友が急に重い病気にかかったりと、公表するタイミングを逃してしまっていたのですが、せっかく6ヶ月という区切りなので、先週末はサプライズお披露目パーティーをおうちで開催しました。天気もよくて、ナノもお行儀よくて、楽しいひと時でした。

あ、ちなみに母子共に(と言うのか?)非常に健康に過ごしていますので、くれぐれもご心配なく。これからはこのブログ、ルワンダ妊娠記と化すかもしれませんが(笑)

Tuesday, May 3, 2011

国際結婚してよかったこと、困ったこと

そういえば気がついたら結婚してとうに半年以上たっていて、しかもそれに2人とも全く気づかずに、あらそういえばそうだねという会話を最近した(注:半年記念日は2月のはずでした…今もう5月…)まぁそれが一番いいんだろうけどね。さて、どうせニックはこのブログ見てないことだし、見ても何かいてあるかチンプンカンプンだろうから、ここでちょっとこの新婚生活振り返ってみようかと。一応国際結婚だし、面白いんじゃなかろうか。

■よかったこと

1.友達の輪が広くなる
海外にいると、日本人コミュニティーだのイギリス人コミュニティーだのという特定グループができやすいもの。他の国の人が家族だと、どちらのコミュニティーにもアクセスできてなにかと楽しかったり、便利だったりする。

2.料理に苦労しない
どうしても味噌汁が飲みたいとか、エビが食べたいとか、驚くほど全くない。おなか一杯になるなら何食べてもいいという典型的アメリカ人だから、食材に困るルワンダでも何の問題もない。何もなければ毎晩ホットケーキでもいいんだって。信じられない。

3.親戚が増えた
お人形さんみたいな西洋の顔立ちをした赤ちゃんやかわいい盛りの幼稚園児の甥っ子・姪っ子が突然できてうれしいし、日本の嫁姑みたいな関係もないから、世界中に一挙に友達が増えたみたいで楽しい。

4.なんでも自分でやる
別に国際結婚だから、ということはないのだろうけど、買い物から洗濯、料理まで家事は完全一律分担制なのはうれしい。ま、でもお手伝いさんがいるから、そもそも大して分担することがないし、私は自分で好きに作ったものを食べたいからいつも料理ばっかりしているけど。

■困ったこと

1.日本人の友達が増えない
彼が未だに日本語があんまりわからない上(これは私が大して教えてないせい)、日本文化や風習を全く理解していないので(これは日本にあまり滞在したことがないせい)、しょうがないのだけど、彼が仲良くなれる共通した日本人の友人というのがなかなかできません。

2.おいしいものが食べられない
自分がおなかいっぱいになればそれでいいのは良いのだけど、私は毎日違う(そしてできればおいしい)ものが食べたいんだよね。得意料理、もうちょっとレパートリー増やしてくれないかなぁ。そして何もないときは、ホットケーキを夕飯にするんじゃなくて店屋物とかにしてくれないかなぁ…。

3.清潔感が違う
家の中で靴をはきたくない、というと脱いでくれるけど、靴下でそのまま庭を歩いたりする。そしてそのまま白いソファーに寝そべったりする。なので我が家の寝室には、ニック立ち入り禁止の2畳ほどのじゅうたんエリアがあって、そこで私はごろごろしたりヨガしたりしている。

以上。

ダーリンは外国人風な面白いエピソードがあればいいんですが、多分それは2人で日本に引っ越すまでお預けです。

Monday, May 2, 2011

ルワンダ布のパッチワーク

お友達のおうちで、とっても素敵なパッチワークの作品を見せてもらったので、ちょっと紹介。地元の人が服に仕立てたり、赤ちゃんをおんぶするのに使ったりする、ルワンダのカラフルな布がパッチワークでぎゅっと凝縮!!縫い子のおばちゃんの足元にたくさん落ちているいろいろな布のはぎれをもらってきて、寝袋が好きなご主人のために、寝袋カバーにしたんだそう。色合いがすごくかわいい☆

ルワンダで売っている布は、しっかりした色のどーんとした大柄が多くて、素敵なんだけどアフリカ色が強すぎて日本ではなかなか使えないだろうなぁと思ってしまうものが多いんだけど、こうやってパッチワークされるとかわいらしいね。

こんなのにくるまって寝たら、楽しくてうきうきしちゃうきっと。

Sunday, May 1, 2011

キムチ作り

外国に長くいればいるほど、日本からその国が遠くなればなるほど、無性に日本独特のものが恋しくなる頻度が増える気がする。そしてそのものって大抵、日本にいるときは大して欲しいとも思わないものだったりする。

私にとってはキムチがその1つ(いやぁ全然日本独特のものじゃないね・笑)。そういわれてみれば、キムチって日本で買ったことは一度もない気がする。そりゃあもちろん、東京には韓国料理屋さんがいっぱいあるから(そして私は新大久保から近いところで働いたり住んだりしていたから)、わざわざスーパーで買わなくても食べられていたからなんだろうけど。でもアメリカにいたときは間違いなくキムチの瓶詰めは頻繁に買っていたし、ここルワンダでも雨が降って寒い日があると無性に食べたくなる。

そんなわけで今日は、日本人のお友達からキムチの作り方を教えてもらいました。本場韓国人から教わった、本格キムチです。野菜をひたすら切って、唐辛子や魚奨を入れてねりねり。今日は大根と大根の葉っぱと白菜ときゅうりを漬けて、4種のキムチができあがりました。2週間ほど冷蔵庫で寝かせると、よい具合に発酵して酸味がきいておいしくなるのだそうです。

でも味見したらもう相当キムチの味だったから、2週間待てないかも。どうしよう、うー。