Saturday, March 5, 2011

公共?交通手段

街角で待つ自転車タクシー
電車がないルワンダでは、主な庶民の足はバスです。キガリと郊外の都市を結ぶ長距離の中型バスや、キガリの中を巡る近距離の小型バスまで、いろいろ走っています。

日本のODAで寄付されたバスが多いらしく、シンプルな白い中型バスはルワンダ中でよく見かけます。ミニバスとなると、個人の趣味で「スパイダーマン」の派手な塗装がされた真っ赤なものや、イギリスのサッカーチームのロゴ、好きな歌手(なぜか女性より男性スターの方をよくみかけるのだけど、なぜだろう)の写真が張ってあるものなど、いろいろ装飾が個性的で見ているのもなかなか面白い。

最近は、スイカのようにお金をチャージできてそこから運賃が払える電子カードが導入されたという話だけど、使っているという人の話は残念ながらいまだ聞いたことがありません…。そしてこのバス、便利なのはいいのだけど、多くが古い車両なため、ルワンダ名物の丘を駆け下るときにブレーキが突然効かなくなって、そのまま事故、ということがかなり頻繁に起きています。

バスより高いけど短距離の移動に便利なのは、バイクタクシー。政府にきちんと管理されていて、会社によって色が違うおそろいのベストとヘルメットをして街中を走っています。必ずお客さん用のヘルメットを持っているので、後ろに乗るときはこのヘルメットを借りてかぶります。それでもやはりバイクだから、世界共通で事故は絶えないのだけど。

さらにバイクの買えるほどの収入がないいなかや、低所得地域に行くと見かけるのが、自転車タクシー。荷台に大きめのクッションをのせた自転車タクシーのお兄さんは大抵、舗装された大通りからでこぼこの路地に入るような角でお客さんを待っています。ルワンダはどこも坂道だから、上り坂は辛いだろうに。

あとは、たまーにタクシーが走っているのを見かけるけれど、普通は電話で事前に予約をして呼び出さないとタクシーには乗れません。タクシーは東京並みに高いので、乗れるのは外国人か富裕層だけかと思います。

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