Sunday, November 28, 2010

マウンテンゴリラ旅行記③

秘密の花園、的な庭
 ゴリラ山登りを終えたら、今度はルワンダ北西部のコンゴ国境の町、ギセンイを訪ねました。キブ湖という国境にもなっている大きな湖のほとりにあるリゾート観光地。早朝から山登ったんだもの、ちょいと贅沢な湖畔のひと時を目指してドライブすること火山公園から1時間。着いたのは絵に描いたようなチェーンのリゾートホテルのある中心地から大分離れた閑静なところ。1ヶ月前にオープンしたばかりのブティックホテルで、パームホテルというところです。

これがまた、ここはカリブ海のビーチかと見違えるような丘からの素敵な湖の眺めと、7色のブーゲンビリアとダリアが咲き誇るきれいな庭があって、ほんとにここはルワンダなのかと考えてしまうほど。いやぁリゾートだ。昼間は真夏のように暑いので湖で泳げるし、夜は寒くなるから開放的な丘の上のロビーには焚き火が出現。夕飯にはティラピアを一匹いただきました。うまし。


泊まった湖畔のホテル、いい感じでてるでしょ
次の日には車ですぐそこのコンゴ国境を見に行ってみる。なんだかいたって普通の交番的な小屋がたっていて、その前には駐車場の入り口によくある策があって、それだけ。ちなみにコンゴ(とくにルワンダと接している東部は)はかなり治安が悪く、数年前の活火山噴火の影響もうけて、貧困の状況もかなりひどいところ。そんなところと国境を接しているわけだから、この国境の町のセキュリティーは普通より厳しくなっているのだけど、なんだかこの国境ポイントは大分あっけらかんとしている。そもそも陸の国境というのはそんなに見慣れていないからよくわかんないけど、こんなもんなんだろうか?策の向こう30メートル先にはもうコンゴの家並みが見えていて、間には国旗がはためいていた。この日は土曜日だったのだけど、おそろいの伝統衣装を来たコンゴ人女性が大勢グループでルワンダに渡っているところだった。聞くと教会にお祈りに行くんだとか。ルワンダ・コンゴ人はビザなし、料金無料で国境を渡れるんだそう(その他いわゆる外国人はもちろん高額)。とはいえ、決して混雑している様子ではない。まぁルワンダからわざわざコンゴに渡る人はそんなにいないんだろうな。

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