Friday, April 8, 2011

ルワンダから感じる東日本大震災

東日本大震災からもうすぐ1ヶ月。

阪神大震災の時は私は間違いなく寝ていたけども、今回はルワンダ時間早朝だったので、なんと私は福島にあるリゾート施設、ハワイアンズのウェブサイトを見ていたのでした(だって泳ぎたかったんだもん)。今は震災で施設が一部崩壊、原発の影響もあって訪問者も激減、とのニュースで、とっても残念です。

テレビもない、ラジオもない、という環境で暮らしているので、インターネットで自主的にニュースを検索しないと詳細がつかめない状態。インターネットのニュース(これは正直海外メディアの方が便利)と、ぽろぽろ入ってくる日本の知人からの便りで状況を想像するものの、あまりに情報量が少ないうえに間接的なので、実感が全くわかないのが本当のところ。初めて会うルワンダ人やアメリカの入国管理員のおじさんに「I'm sorry about what happened in Japan」と言われて、むしろ私のほうが答えに困ってしまう。一方で、院時代の知人らが支援金募金先まとめサイトを日英両方で立ち上げたり、私の働く会社でも災害支援への対応を始めたりと、周りが動いていることだけは感じられる。

ちなみにニックは2004年のスマトラ島沖地震のあった数年後、被害の大きかったインドネシアの北部アチェで働いていましたが、あまりに多くの国際援助が短期的に一気に流れ込んだために地元は結果的に余計混乱したと聞いています。募金やボランティアの管理が難しいのはどこも同じこと。支援を管理する方に回れたら良いかと思うけども、ルワンダからじゃ特にできることが思い浮ばない。残念。

ひとつだけ気になるのは、昔長らく文通をしていた宮城県石巻市女川の文通相手。昔は特に有名なところではなかったのに、今では津波被害が最もひどかった被災地の1つになってしまいました。住所と名前以外の連絡先はわからないのだけど、元気だといいな。

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