Thursday, April 21, 2011

職場復帰?

今週から、新しい仕事を始めています。勤務先は、地元ルワンダでルワンダ人が経営するルワンダの中小企業です。ルワンダ政府の下請けをしている出版関係の会社で、私は政府の刊行物、特に経済開発・投資貿易促進関連分野を担当します。専属の社員は、経営陣、営業、グラフィックデザイナー、ライター等々数えて全部で12人ほどかな?あとはみんなピンで活躍する契約のライターさんやカメラマンさん、デザイナーさんなどです。外国人は私のほかに、映像ジャーナリストの英国人紳士が働いています。3ヶ月の短期契約ですが、気合を入れすぎない程度にがんばろうと思います。

日本でもそうであったように(今でもそう?)、中小企業はルワンダにとっても経済開発の中心となる存在。とはいえ、途上国のはちゃめちゃなビジネス環境の中でリアルに仕事をするのって、かなり難しいということが、実際その中に入って現地の人と一緒にビジネスをしてみるとよぉく分かる。

例えば今日の午後。外でのミーティングから帰ってきたら、オフィスは空っぽ。どうしたのかと思って聞いてみると、この2時間ずっと停電してやることがないんだとか。オフィスに発電機や蓄電器があるわけでもなく、パソコンは全てデスクトップなので、停電したら必然的にそれは休憩時間。新聞を読んだり、おしゃべりをしたりして時間をつぶすしか他はない。

もひとつ例。今日の朝9時に予定されていたはずの教育庁でのミーティング。朝7時に携帯に連絡が入り、「8時からに変わったから今すぐ出勤して」。なんなんだこのショートノーティスぶりは…と思っていたら、更にはその数時間後、同僚がいきなり「ミーティング入ったから出かけよう」と言い出すので、いつから?と聞いたら今すぐだと言う。面談相手の詳細も何もかも謎のまま、いそいそ出かける。こんなのが日常。

電気が通っているとか、スケジュールは事前に決めておくものだとか、そういう当たり前のことが全く当たり前でない環境で物事をやり遂げるのは、なかなか難しいもんです。でも、それがおもしろいから私は好きなんだけども。

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