Wednesday, February 2, 2011

ルワンダの中国人

明日は中国の旧正月!というわけで、お祝いに今日はルワンダにいる中国人について書こうと思います。

中国人、ルワンダにはとても沢山います。おそらくこれはルワンダに限ったことではなく、アフリカ全土に(っていうか世界各地か…)沢山いるのだと思われます。何をしているかって、みな建設業関連。かなりの数の道路の舗装や高層ビル、ホテル等の建築業務を政府や私企業から請け負っていて、実際に土を掘って働くのは現地労働者ですが、それを監督しているのはいつも必ず中国人です。

でも日本でイメージするような建築業の労働者とは、ちょっと違うかな。長靴に制服を着てヘルメットをかぶって…という感じではなく、大抵ランニングシャツに綿ズポンにビーチサンダル、頭にはすげがさといういでたち。ルワンダ人労働者を数十人監督しているみたいなのだけど、一体何語でコミュニケーションをとっているのかは、はて疑問。

おそらくこういった多くの中国人労働者は、単身赴任で出稼ぎに来ているんでしょう。中国語の看板がかけられ、高い塀に囲まれた不思議な敷地がいくつかキガリ市内にあるんですが、想像するにこういうところで集団で暮らしているのだと思います。中には家族同伴で暮らしている人もいるのかもしれませんが、少数なんじゃないかな(豆腐を作って売っているおばさんはこの1例でしょう)。

おかげ様で、中国料理やさんはキガリにもたくさんあります。暗くていかにも汚い感じの一般食堂から、日本でも人気の火鍋をやっているところ、英語メニューもあって西欧人も通うようなところまで、いろいろ。中国人が経営する大きな雑貨やさんもあり、中国製のプラスチック製品なら大抵なんでも揃います。即席ラーメンや干ししいたけ、醤油、ザーサイなんてものも買えるので、とっても助かっています。

ただ1つだけ困ることと言えば、どこにいっても「チャイナ、チャイナ」とひやかされること。ルワンダの人たちはあまり中国人にいい印象を持っていないのか、黄色人種を見かけると指をさしてからかう。白人が「ムズング(外国人)」と呼ばれて一目置かれる対象(又はお金をせびる対象)になるのに対して、私はちょっと違う扱い。アジアの途上国では大抵、私はパッと見日本人=お金持ち、として扱われていたから、ここでのルワンダの人たちの反応にはちょっとびっくり。困りものです。

No comments:

Post a Comment