ひとつひとつこんなに重いのに、1本の木に1度に100個くらいなってるなんて、どれだけ強い木なんだろう。しかも実のひとつひとつがすごく栄養価高いわけなんだから、相当な養分すいとってるんだろうなぁこの木…
このアボカドの木、結構どこにでも生えています。友達のおうちの庭にも生えていて、ぼこぼこ落ちてくるらしい。日本やアメリカで一般的に売られているアボカド(ハース・アボカドという品種)とはちょっと違う品種で、まったりまろやか~というよりはもっとあっさりさっぱりしている。しかも輸出されてなくって国内消費用なので、形も大きさも不ぞろい。でも、あまりに大量になりすぎてルワンダ各地で大量に廃棄されているらしい。なんてもったいない!!
余ったアボカドをどうしようということでニックの会社がUSAID(米国国際開発庁)に提案しているのが、アボカド油の生産・販売。とうもろこしやひまわり、オリーブ油は日本でももう定番になっているけど、グレープシードオイルのように比較的最近市場に出回ったちょっとエキゾチックで高級感のある油もある。アボカドがとても健康に良いのは有名だから、油にしてもきっとヘルシーで人気がでるんじゃ?ということ。もちろん、野菜として国際市場に輸出する道もあるのだけど、先に言ったとおり形や大きさが不ぞろいだから品質が下がってしまうし、そもそも海がない国だから輸送量がかさんで競争力がないらしい。
もう1つ、アボカド油の生産・販売をおすすめする理由は、そもそもルワンダ産の食用油が売られてないということ。一番スーパーでよく見かける安い市販のとうもろこし油はみんなウガンダからの輸入品!油って塩と砂糖並に重要なのに、ほぼ全て輸入に頼っているのはびっくり!でも輸入といっても1Lで300円くらいだから値段は安い。きっと同じものを国内生産してもこの価格をきるのは難しいんだろうな。ということはやっぱりルワンダはアボカド油でいくっきゃない!大量生産できたら国内の値段も他の輸入油と対抗できるレベルに下がるだろうし。
収穫してからしばらく待って黒く変色したら食べごろ |
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