Saturday, January 8, 2011

ケープタウンの紅茶パックアート


ケープタウンからの唯一のおみやげ(他の買い物はみんなすごく日用品だったから…)が、これ。使い古した紅茶パックを乾燥させたものを利用したアートで、買ってきたのはいろんな柄のコースター6つとなべしき1つ。アフリカンな色調でありつつもシックでおしゃれだし、良いインテリアにもなるなぁと思って、何もなかったリビングの棚に飾っています。

この紅茶パックアート、ケープタウンのタウンシップと呼ばれるスラム街で、イギリス人の元美術の先生がなにかスラム街の住人を雇用してできるビジネスはないかと考えたあげく、誰もが飲む紅茶のパックを材料としてリサイクルして、アート作品を売るというアイデアにたどり着いたもの。このお土産やさんの店員さんも、実はこのスラム街出身だった。今は紅茶パックアーティストとして、デザイン、加工から販売までの全てを手がけているそうな。彼女によると、今ではワシントンDCのスミソニアン博物館やニューヨーク、イギリスなどでも売られてとっても人気なんだそう。

コースターもなべしきも、ひとつひとつ手作りだからデザインがちょっとずつ違っていて面白いし、そもそもどれも質が高い!写真のアフリカンなオリジナルデザインの他にも、真っ白いハートを中心にしたかわいいデザインや、ケープタウンの港をテーマにしたマリンなデザインのものもあったりして、お土産としてじゃなくても普通に雑貨としてとてもおしゃれ。「かわいそうな貧しい人たちが作ってるから買ってあげて」というアピールは全くなく、真っ向からアート作品として勝負しているところがまた素敵。

日本でもどこかで売ってるかも!

コースター:約500円
なべしき:約2000円

【ウェブサイト】オリジナル・ティーバッグ・デザイン

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